お願い、フォントをかえさせて

2015年秋、グラフィックデザイナーがウェブデザイナーになりました。

「お友達価格」はやめてね、営業さん。

LIGののっちさんのこのブログ見て

心の底から本当だなぁと思ったので
勝手にアンサーブログ?影響されブログ?を書こうかと!
 
「友達価格」
これは手に職をもっている人は誰しも味わう、魔法の言葉です。
この論争は、もう何度も何度も何度も繰り返された
クリエイターたちの消えない悩みです。
 
わたしはデザイナーだけど、
「お友達価格」や「付き合いで安く」なんてのは
本当にざらにあります。
 
ただ、わたしは声を大にして言いたい。
 
お友達価格とか、てめぇがいうんじゃねーよ!!
と…。
 
この人にはちょっと安くやってあげたいなとか
お祝いだからサービスしてあげようって気持ちは
わたしたちクリエイターにだってあります。
 
ただ、もしあなたが
「え、経理の仕事してるの?じゃあ、ただでうちの家計簿書いてよ」とか
「営業の仕事してるんだ〜。それならアポ取るのうまいよね?飲み会の幹事毎回やってね!もちろん無料で」とか
「⚪︎⚪︎の社員なの!?社割り利くよね?じゃあ、これとこれ買って!」とか
そんなことを言われたら
はぁ!?死ねよ!まじで!!
と思いませんか?
 
それと同じです。
 
優しさとかサービスって、
施す側が自分から言って、それで初めて成り立つんだと思うのです。
 
クリエイティブなものは確かに一般人にはできない特殊能力です。
普通に対価を払ったら高い、その割に一般人には価値がわかりづらい。
でも、クリエイターたちはみんな、
その能力を得るために、お金も時間も体力も、
いろんなものを費やして得ているんです。
たとえばあなたが遊んでいたあの時間にも
わたしたちは学校の課題をやったり、勉強したりしていました。
そうやって楽なことや楽しいことを犠牲にして
得た特殊能力なんですよ。
 
 
さて、本題です。
のっちさんが、自分を安売りしてしまったことが
巡り巡って、先輩デザイナーたちの価値を下げていることになっていた、
というブログを書いていたのですが、
わたしは、似たようなことを
全国の広告系営業マンのみなさまにも言いたい。
 
自社のデザイナーの能力をもっと信じてください。
 
売ることにしか興味がなく、
クリエイティブなことに感心が無い営業はけっこう多いです。
だからこそ、平気でお客さんに叩かれ、
付き合いで超低額の仕事を取ってくることができるんだろうなと思います。
「安いからテキトーにやって」とか「ささっと作って」なんて
失礼な言葉が言えるんです。
 
どうか、自社のデザイナーたちのクリエイティブの価値を信じてください。
もし信じられないなら、その会社ではなく、別の会社に行くべきでしょう。
だって、あなたは自社のデザイナーの能力そのものを売るために
営業をやってるわけですから。
どこの世界に「うちの商品が世界一だ!」と言えない営業がいますか?
あなたが売ってる商品は、作品じゃなくてクリエイティブ能力です。
 
もし、制作物を売っていると思っているなら
あなたはたぶんクリエイティブな商品を売るのは向いていないです。
たとえば広告の中で本当に物を売っている部分があるとするならば
せいぜい紙代とかインク代とかサーバー代とかそんなところです。
 
 
クリエイターたちは、どんなに安くたって全力で作品を作ります。
だからってそれに甘えないでね。
 
 
これがどこかの広告会社とかIT企業とかの営業さんに読まれるといいな。
 
おやすみなさい。