お願い、フォントをかえさせて

2015年秋、グラフィックデザイナーがウェブデザイナーになりました。

カッコイイオトナ カッコワルイオトナ

時々思い出してイラっとすることが、最近一つ増えた。

 

ある日、わたしがちゃんと尊敬している大人たちと話をした時、

「アイドルは嫌い。だって真剣に音楽やってないから」と言った。

 

その人たちは、ちゃんと物事を突き詰められる人たちだし

ちゃんと形を残してきた人たちだと

わたしは思っている。

だから尊敬もしているし、ついていこうと思って

日々頑張っている。

 

だからこそ、すごく幻滅したし、それがショックだった。

 

 

自分と違うものさしで努力をしている人をバカにする人は

格好悪いと思う。

自分のキャパシティーの狭さを表しているんだから

そんなことを思ったり、言ったりしないで欲しい。

わたしが尊敬していられるようにいてくれっていうのは

もちろん勝手なわがままなのだけど……

 

 

例えば音楽なら、

作詞作曲をしている人は優れていて、楽曲提供されている人は劣っているとか

ロックバンドは優れていて、アイドルやビジュアル系は劣っているとか

洋楽は優れていて、邦楽は劣っているとか

そういう、意識高い系()みたいな声をよく聞くけど

 

プロのミュージシャンが作ったかっこいい曲と同じくらい

楽曲提供されている人の曲にもかっこいい曲はある。

アイドルにもビジュアル系にも邦楽にも、かっこいい曲は山ほどある。

 

その人たちが言った「アイドルは真剣に音楽をしていない」という言葉は

アイドルの裏が全然見えていない。

ミュージシャンは、音楽さえできればそれ以外とりあえず求められないに関わらず

アイドルは、ダンスも、パフォーマンスも、トークも、見た目も、態度も、更には清純さまで求められる。

下手したら演技力やリアクション、笑いのセンスまで求められる。

その上で、多くの人に感動を与えて、笑顔にしている。

だから愛されているんだ。応援されているんだ。

 

ミュージシャンは一つのことに特化する人、

アイドルはマルチに活躍する人。

同じ音楽業界にいるかもしれないけれど、

求められるものは全然違う。

周りのスタッフからも、ファンからも。

 

それが理解できていないことに、

わたしは「あぁ、視野が狭いな…」と幻滅してしまったのです。

 

 

 

わたしは、あんまり人を尊敬しない。できない。

だから、周りの大人を「尊敬しよう」と努力する。

わがままだと思うけど、

大人たちには、自然に尊敬できるような人であって欲しいな…

 

 

広く視野を持って。

自分と違うものさしを持っている人を

認められる大人でありたい。